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頃安雅樹

「100億企業」から「100年企業」へ、さらなる発展を期してまいります。

株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
生まれた子に親が最初にすべきことは名付けです。名付けは子に託す親の期待を最初に形にする大切なチャンスです。社名に対する経営者の思いもまさにそれと同じで、会社の将来に対する期待を社名に託し、その発展のために努力することに他なりません。
当社は、2023年10月を期して、60年近く親しまれてきた「極東産機株式会社」から「KLASS株式会社」に社名変更いたしました。
私自身は新社名「KLASS」に以下の想いを込めております。

2023年2月に制定した中期ビジョン「ビジョン80」において、「オリジナル製品を生み出して、新たな顧客と新たな市場を生み出し続けるメーカーとしての強みを十二分に発揮しつつ、これまで築いてきたお客様のネットワークを活用して新たな製品・サービス提供を行っていく『2.4次産業型企業』こそが、当社が今後目指すべき方向性である」旨を提示しておりますが、新社名「KLASS」はまさにこの方向性に沿った会社の将来像を体現してくれているものと確信いたしております。
2023年10月の75周年を機に、「100億企業」として、長年の技術力、商品力、顧客基盤を堅持しつつ、上述の中期ビジョンに基づいて、これまでのビジネスモデルをさらに進化させて事業の拡大と会社のさらなる発展をはかり、100年続く企業創りに努めてまいります。別の言い方をするなら、これは当社にとって、「100億企業」から「100年企業」への新たな歩みの始まりでもあります。まずは全社員がその重要性をしっかりと認識して、基本的な方向性を共有してまいります。
今後とも、ご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
(※)「2.4次産業」:
製造業(2次)とサービス産業(3次)の互いの接近がコロナを契機に加速するが、各々の基本的性格の転換までは行かず、2→2.4で、3→2.6で留まるであろうという一橋大学名誉教授伊丹敬之氏の言説

代表取締役社長 頃安雅樹