導入事例「TOPコーティング機」

TOPコーティング機

導入事例の概要

印刷されたビニルレザー表面をコート液でコーティングする装置です。

導入先

材料加工メーカー

お客様が抱えていた課題

印刷面の色移りを防ぐために専用のコート液でコーティングする工程があります。コート液の性能を発揮させるために、作業者が綿布でこすりながら、余分なインクを除去しつつコート液を塗布する工程を3回繰り返し、最後に自然乾燥させて仕上げているため、人手も時間も場所もかかり生産性が上がりませんでした。

課題の解決方法

コート液を塗布するローラーをモケット素材で構成し、ワークの搬送速度とローラーの周速に差をつけることによって「こすりつけ」効果を生じさせ、余分なインクをこすり取りながらコーティングするようにしました。塗布後余剰な液を除去して膜厚を均一にした後、乾燥～巻き取りまで行います。

主な仕様

導入後の効果・結果

長尺ワーク1本が余剰インク除去～コーティング～乾燥～巻き取りまで、連続加工できるようになり、手作業を撤廃することができました。